芝生を守るために
当キャンプ場のサイトは全面が芝生となっています。芝生は、目にも鮮やかで感触もよく、雨が降っても水はけがよくてキャンプをするためにとても役に立ってくれていますが、同時に芝生はとっても痛みやすい物で、ほんのささいなことで大きなダメージを負ってしまいます。私たちを気持ちよくしてくれる芝生を、やさしくいたわってサイトを使用して、後から利用するお客様にも気持ちよく利用してもらえるよう協力してください。
 |  | 芝生にとって熱が一番の大敵です。熱いままの鉄板やお鍋を直に置いたりすることはもちろんのこと、高さが十分でないコンロ(60cm以下)を使用した場合でも熱でダメージを受けてしまいます。ついやってしまいがちなのは、お湯を芝生に「ざああ・・・」これだけでもう翌日には芝生のその部分は枯れてしまいます。
←熱いままの鉄板を置いて枯れちゃった芝生 |
| ムシの侵入を防ぐ薬品を使用したため、 芝生が枯れてしまいました。 |
NG Good
最近流行の小さなブリキのバケツに入った「虫避けローソク」も思いの外熱くなります。これも直接芝生の上に置きますと、やはり芝生にダメージを与えることになります。車のエンジンをかけたままにしていても、車の下はかなり熱くなります。要は、「人間が触って熱い物は芝生も熱い」ということです。前述の「虫避けローソク」もなんでもないようにみえて、手のひらの上には置いておくことができないほど熱くなります。
背の低いコンロや七輪を使う場合は保護用ブロックを使って下さい。(各サイトの指定場所にあります。)
お帰りの際は元に戻しておいてください。
車の移動はゆっくりと慎重に、そして必要最小限に
当キャンプ場は、全面芝生のサイトまで車を乗り入れることができるわけですが、車のタイヤによるダメージも相当な物です。最近はやりのRV車などは、慎重に運転しないと芝生を削り取ってしまうことになりかねません。方向転換する場合も、車が動き出す前にハンドルを切るいわゆる「据え切り」も芝生にとっては大きなダメージとなります。特に雨が降っている場合や雨上がりなどは、地面が柔らかくなるのでよりいっそうの気遣いが必要になります。芝生のためを考えると、必要以上に移動しないことが一番です。極端な例を上げると、売店やお風呂を利用するために場内を車で移動する・・これ最悪です。雨が降っていたりするとこういうお客様がときどきいらっしゃいますが、絶対にやめてください。スタッフが見つけた場合には、厳重に注意します。
実は、車よりもダメージが大きいのは人間の足
車の移動は必要最低限にすればそれほど頻繁に行われるわけではありません。ところが、人間の足の場合は、一家五人で10本の足が、ひっきりなしに芝生を痛めつけるわけです。タープを張って、その下にテーブルを置く、そうするとテーブルの廻りに沿って物の見事に芝生がはがれます。無理にとはいいませんが、もしできるならば連泊される場合には翌日はタープ、テーブルの位置をほんの少しだけでも動かしてもらえると芝生はとても喜びます。
犬のふんの始末も確実に
当キャンプ場は、申し出ていただければ愛犬をお連れになることもできます。その場合に飼い主にお願いしていることは、かならずリードにつないでおくことと確実なふんの始末です。みなさまに気持ちよく利用していただけるよう強くお願いします。
サイトをローテーションして使っています
芝生を常に最良の状態に保つために、お客様にサイトを割り振る際にローテーションしています。連続して使用するのは3日以内として、芝の状況を見てしばらくは使わずに休ませるということをするわけです。そのため、
「今日は一杯です」といってたわりにはあちらこちらが空いているじゃないか・・・ということが発生します。
抜けなくなったペグは放置しないで
抜けなくなったペグをそのままにして帰る方がよくいます。そのままにしておくと芝刈りの時に機械の刃がこぼれてしまい大変苦労します。また次に利用するキャンパーも不愉快な思いをすることになります。全面芝生のためスタッフも見つけるのは困難です。ペグなどが抜けない場合は必ず管理棟までお知らせ下さるようお願いいたします。